介護現場や地域指導の経験実績をもつ高い専門性を有するセラピストが、地域の健康ハイリスクアプローチの分析からポピュレーションアプローチの立ち上げ、アセスメントを重視した市民個別健康サポート、橋渡し型ソーシャルキャピタルとしての市民活動への参画などにより、幅広い年代層に対する健康アプローチを市民一人ひとりにしっかりと向き合いながら、地域の健康力の向上に寄与していきます。
アプローチの実施から得られた、データーとアセスメント結果から、地域全体の課題を明らかにし、市民一人ひとりに対する健康アプローチを基本にしながら、ヘルスリテラシーの向上を図ることで、地域全体の健康と介護予防の一体的な取り組みを支えていきます。
北海道の各地域では、都市や小規模地域にかかわらず、専門職不足により、これらハイリスクアプローチやポピュレーションアプローチが未実施であったり、効果的な支援ができずにいる地域が数多く存在していると聞き及んでおります。今後、団塊世代が高齢期を迎えるにあたって、介護サービス不足が起きていくことが予想されます。できる限り健康寿命を延伸できることで、少しでもゆるやなか老後を送ることのできる暮らしの確保が必要となってきています。